魚柄-2
洋服の生地の絵柄やプリントを
「図案」と言います。
絵柄やプリントのデザインを手掛ける人のことは
図案家(テキスタイルデザイナー)と
呼ばれます。
会社員時代
洋服のデザインをしていく中
オリジナルプリント柄の服はブランドの顔となるため
プリント生地の制作は常にセット。
展示会でのシーズンのたびに
プリント柄を何種も作成し
図案出しにも追われていました。
そのお陰もあり図案を作ることは得意に。
図案を手掛けることは
自然な流れでした。
魚柄の図案を作っています。
私の図案作りはアナログな作業から
始まります。
モチーフ(魚)を紙出力し
実際にバランスを見ながら
感覚で置いていきます。
この置いていく作業そのものが
生地の柄のベースとなり
柄になっていく瞬間。
この“手作業“ で
ずっと図案を行っています。
図案はパソコンでもできますが
パソコンの四角い限られた枠の中でのバランスに
いまいち慣れず…
微妙な角度や空間など
実際の大きさでのバランス
手作業ならではの感覚の方が好きです。
この手作業で図案を作ったら
データ処理化していきます。
図案作成は
日にちを置いて見直したり
遠くの距離から眺めてバランスを見たり
数日かけて行っていきます。
collection▶︎▷
m-ida-collection.blogspot.com
洋服のコレクションをまとめたサイトです。
ぜひご覧ください。