From Atrier

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“服とデザインと日常“

レザーについて思うこと

今年は合皮も本革も
時間をかけて作っています。

レザーについて思うこと。
この数年は動物愛護からの
フェイクレザー(合皮)の流れも強く
リアルレザー(本革)の使用は世間的に使いづらく
気を使う感じもありました。

リアルレザーが着たい、なんて
なんだか言いづらいなあ、と思う時期も。


最近思うのは
大切に着用できれば
どちらでも良いのではと思っています。


合皮は環境も値段も優しく、ケアもしやすい
最近の合皮のクオリティは素晴らしいです。
ただ、
合皮には経年劣化があるということ。
ぼろぼろと劣化して捨てざるを得なくなります。
私も経験がある合皮の寿命です。

本革は値段はしますが
着用するうちに身体に馴染み、味となり
長く、次の世代まで着れます。

大事に長く着用できると考えると…
それぞれの良さがあるのです。



それぞれの良さがあることを理解して
良い部分を楽しめる方で。
今年は本革も合皮も作っています。

楽しめる方が長く着れますよね。



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